先天性疾患があれば、一生涯付き合わなければならず、予防や治療がうまく行かないことが多いです。しかし、先天性風しん症候群という先天性疾患は、完全に予防する方法があります。

妊婦が風しんに感染しなければ絶対に発生することはありません。妊婦が風しんに感染しないためには、風しんを流行させないことが一番です。社会の皆が免疫をつけておけば、風しんは流行しません。免疫を持っているかどうかを調べ、持っていなければワクチンを打ちましょう。

 

◎風しんの追加的対策に伴う抗体検査・定期予防接種について

平成30年7月以降、30代~50代の男性を中心に風しんの患者の増加を受けて、風しん予防接種を受ける機会がなかった昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性を対象に、定期予防接種を実施しています。対象者の方にお住いの市区町村から全国の指定の医療機関等で利用できる無料のクーポン券が発行されていますのでまずは風しん抗体検査を受けていただき、抗体検査の結果、十分に抗体を保有していないことがわかった方はワクチン接種を受けましょう。(台東区の場合クーポン券の有効期限が令和2年3月と記載されていても令和3年3月まで有効期間が延長されましたのでそのまま利用可能です

 

受診方法・検査方法、結果説明、ワクチン接種について 

お住いの市区町村から郵送されてきたクーポン券ならびに住所・生年月日が確認できる本人確認書類(免許証や健康保険証など)を持って通常診療時間内に来院してください。事前予約は不要です。血液検査(採血)を行い、結果は約1週間後に再診していただき説明いたします(ご家族の方の来院でも結構です)。
 抗体価が基準値よりも低い方はMRワクチン接種の対象となりますので、同日、もしくは日を改めてワクチン接種日を予約いたします。ワクチン接種料金も無料です。
詳細は、台東区ホームページ
( https://www.city.taito.lg.jp/index/kurashi/iryo/kansenshoyobo/fuusintuikataisaku.html )
厚労省ホームページ
( https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index_00001.html )をご確認ください。

 

◎大人の風しん抗体検査・予防接種費用助成について

妊娠希望者ならびにその同居人、妊婦の同居人を対象とした風しんの抗体、ワクチン接種に関する助成制度についてです。
妊婦が妊娠初期に風しんに感染すると、風しんウイルスが胎児に感染し、出生児に心疾患、難聴、白内障等を起こしてしまうことがあります(先天性風しん症候群)。風しんの感染を防ぐには、予防接種を受け、抗体をつけておくことが有効です。
台東区では、先天性風しん症候群の発生を防ぐため、風しん抗体検査と予防接種の費用助成を実施しています。(令和3年3月31日まで)

 

助成対象者
台東区在住で、受診日現在19歳以上の妊娠を希望する女性とその同居者のうち、今までに風しん感染したことがなく、風しん抗体検査や風しん予防接種、麻しん風しん(MR)予防接種を受けたことがない方

 

受診・検査方法、結果説明
台東区が発行した受診票(以下で説明)ならびに住所・生年月日が確認できる本人確認書類(免許証や健康保険証など)を持って、通常診療時間内に来院してください。事前予約は不要です。血液検査(採血)を行い、結果は約1週間後に再診していただき説明いたします。
抗体価が基準値よりも低値(HI法で16倍以下またはEIA法(IgG)でEIA価8.0未満)で以下1~3の基準を満たす方は、台東区の費用助成(無料)でワクチン接種を受けることができます。

1. 妊娠を希望する女性
2. 妊娠を希望する女性の同居者(配偶者など同一住所の方)
3. 妊婦の同居者(配偶者など同一住所の方)

※受診票のない方、抗体検査をされない方、抗体が一定値以上の方につきましては、助成の対象外となりますのでご注意ください。

 

受診票
抗体検査を希望される方は、台東保健所保健予防課予防担当(電話番号03-3847-9471)で郵送及び窓口にて受診票を発行しております。詳細は台東区ホームページ

( https://www.city.taito.lg.jp/index/kurashi/iryo/kansenshoyobo/rexaminationviccine.html )をご確認ください。