当院は台東区の新型コロナウイルスワクチン接種を実施する

診療所として登録されています。

現在、仮予約を受け付けております。

ご希望の方はご来院下さい。

 

仮予約とは?

昨年の初めから始まった新型コロナウイルスの蔓延には世界中が手を焼いています。オリンピックをどのように開催したら良いのか、市民生活の維持と感染防御をどう両立すれば良いのか、といった議論が紛糾していることはご承知のとおりです。
私は、京都大学ウイルス研究所出身の医学者としてこれらの問題について当初より一貫した考えをもっており、それは全く揺らいでいません。今後、この通信で私の考えを少しずつ発信していければと思っています。

今回は、新型コロナウイルスワクチン申込みについて当院の方針をお伝えしたいと思います。当院ではかかりつけかそうでないかを問わず広く皆様にワクチンを接種する方針としていることもあり、沢山のお問い合わせを頂いています。最近はワクチン供給が不安定なので予約を受けてくれるところがないという電話が多いです。

当院の方針は違います。ワクチン供給が安定だろうと不安定だろうと、供給の可能性がある限りは予約を受け付けます。ただし、ないものは打てないので仮予約という形になります。当院では4月19日から、全ての人を対象に仮予約の受付をはじめました。仮予約とは、レストランの前においてあるウェイティングリストのようなものです。名前と連絡先をご記帳頂いて、準備ができた人からお呼びするということです。ファイザーのワクチンは1瓶で6名分を使い切らなければなりませんから、1日に接種する人数は6の倍数にしなければなりません。このため、仮予約された方で6名のグループを作れるよう、電話をして都合が合う人から埋めていくという作業をしています。

別のやり方としては、予約の受け付け開始時刻をアナウンスしておき、そこから早い者勝ちで6人ずつの予約を取っていくという方法もありえます。むしろ当院以外はほとんどがそういうやり方だと思います。中には、開始時刻のアナウンスもなく、問い合わせてみないことには分からないところもあるでしょう。このやり方ですと、地域の皆さんに競争を強いることになります。リダイアルを1200回したらスマホが壊れたという人がいましたが、当然そういうことにもなります。出遅れて予約を締め切られてしまえば、努力むなしく途方にくれますから、その怒りをどこかにぶつけたくなる気持ちもよくわかります。

早い者勝ちのやり方は弱肉強食の世界を呼び起こさせ、医療の本旨にそぐわないと私は考えています。当院では、申込みたいときにかならず申し込むことができますから、努力は必ず報われ、途方にくれることもありません。現在もこのように仮予約申込みを受け付けており、10月1日までに852名の方にお申し込み頂きました。うち383名の方に接種をしております。加えて当院では、二股三股を推奨しています。すなわち、当院に仮予約を申し込むのと並行して、大規模、集団、職域接種等もぜひトライしていただきたいということです。仮予約の段階であればキャンセルして頂いて構わないとお伝えしています。実際、442名の方は仮予約をキャンセルされました。

今後も地域の皆様の立場にたった医療システムの構築に努めたいと思っています。
ご支援のほどどうぞよろしくおねがいします。